空きドメインの検索
使いたいドメイン名があったとしても、そのドメイン名が他の誰かによってすでに取得済みの場合、使用することはできません。ドメイン名を取得するには、まずはそのドメイン名の空き状況を確認する必要があります。では、ドメイン名の空き状況はどのように調べればよいのでしょう。ここでは、ドメイン名の空き状況の確認方法について解説します。
ドメインの空き状況確認を
ドメインはいくつかの要素を組み合わせて形成しています。例えば「○○○.co.jp」といったドメインの場合、「jp」はトップレベルドメインと言い、「co」はセカンドレベルドメイン、「○○○」はサードレベルドメインと呼ばれ、3つの要素が組み合わさってできています。
ドメインを取得するとき、これらの要素が他のドメインと重複していないものを選ばなければなりません。すべて重複していたら、そのドメインは誰かによってすでに取得されているからです。
また、ドメインを取得する際、サードレベルドメインが同じであっても、異なるトップレベルドメインではまだ空いているということもあります。そのため、自分の希望するサードレベルドメインがすでに他の誰かに取得されていた場合でも、トップレベルドメインを変えて探してみましょう。もしかしたら、違うトップレベルドメインでは希望する「○○○」の部分が空いているかもしれません。
ドメインを検索する
では、ドメインが空いているかをどのように調べればよいのでしょうか。
Webサイトの中には、こうしたドメインの空き状況を検索できるサービスを提供するものがあります。サードレベルドメインとなる文字列を入力し、さらにトップレベルドメインとセカンドレベルドメインを指定して検索すると、そのドメインがすでに登録済みであるか、空いているか、もしくは取得できないドメインであるかなどを瞬時に確認することができます。
ドメインの取得作業を代行する事業者やレンタルサーバーを提供する事業者の多くが、Webサイト上でこうした検索サービスを展開しています。もし検索したドメインが空いていれば、事業者を通じて取得を依頼することができ、同時にレンタルサーバーも借りられるというサービスを提供している事業者もあります。
ドメインの空き状況を確認する検索サービスは無料で利用できるので、ドメインを取得する際には、ぜひとも活用するようにしましょう。

調べられないドメインも
各事業者が展開するドメイン検索サービスには、検索できるドメインとできないドメインがあります。
サービスの中にはトップレベルドメインを限定しているものがあり、特定のトップレベルドメイン以外は検索対象外となるため、すでに登録済みのドメインであるかについて確認ができないこともあります。
また、日本語を使ったドメインを検索対象外とするサービスも少なくありません。入力できるドメインを半角英数文字と半角ハイフンに限定している場合、日本語を使ったドメインを入力してもエラーとなってしまいます。
なお、事業者によっては、提供する検索サービスで検索対象外となるドメインについては、取り扱っていないというケースがあります。その場合、取得作業を依頼できないので注意が必要です。
ドメインを取得するときには、事業者がそのドメインを取り扱っているかどうかを確認する意味でも、事業者提供の検索サービスを使って空き状況を確認するのが望ましいでしょう。