日本語ドメインとは
日本語ドメインを使えば「日本.com」のように、漢字やひらがな、カタカナを用いて分かりやすいドメインを作成することができます。とはいえ、アルファベットや数字を使うのが一般的であるドメインに漢字やひらがなを用いた場合、弊害が出ることはないのでしょうか。日本語ドメインを使うことによるメリットとデメリットを考えるとともに、日本語ドメインの変換方法について解説します。
日本語ドメインのメリット・デメリット
企業名や商品名などを日本語のままドメインとして利用できる日本語ドメインは、直感的に認識されやすく覚えやすいので、宣伝広告に最適なツールであると言われています。例えば、「名づけて.jp」と「nadukete.jp」のどちらが瞬時に覚えられるか考えると一目瞭然です。さらに、取得した日本語ドメインに含まれるキーワードが検索された場合、上位表示されやすくなります。
Webコンテンツでの利用では効果を発揮する反面、メールでは日本語ドメインを使用できないのがデメリットです。また、中には日本語ドメインを利用できないサーバーもあるので注意が必要です。
日本語ドメイン変換方法
日本語で記されているドメインは、そのまま使われているわけではありません。実際には日本語を英数文字に変換して使っています。Punycode（ピュニコード）と呼ぶ変換方式を使うのが一般的で、日本語をPunycode表記へと変換すると、通常はまったく意味を成さない英数の文字列へと置き換えられます。
日本語ドメインがどのような英数文字に変換されるのかを教えてくれるWebサイトもあります。日本語ドメインを取得する際には、こうしたWebサイトをチェックしてみるのもよいでしょう。
